【効能と副作用】美味しくて身体に良い梅昆布茶を徹底解説

みなさん梅昆布茶をどれくらい飲まれていますか？

もしかしたらスーパーやコンビニで見るけど、飲んだことはないという人もいるかもしれません。

梅昆布茶は昆布の出汁と梅干しのすっぱさが相まってお茶というよりはスープのような味わいです。

そんな美味しい梅昆布茶の効能や副作用は気になるところですよね。

実は体にいいことがたくさんあるだけでなく、料理の調味料としてもおいしく活用できるんです。

この記事ではそんな梅昆布茶について紹介していきます。

梅昆布茶とは？

梅昆布茶は乾燥して粉末にした昆布と梅肉に、うまみ調味料などを配合して作られています。そのため、お茶というより昆布と梅の風味が効いた少ししょっぱいお吸い物やスープといった感じで親しまれています。

昆布を粉末にして飲まれていた昆布茶は江戸時代から飲まれていたと言われており、日本人にはなじみの深いお茶です。

梅昆布茶は身体に良い昆布と梅が含まれているので効能もたくさんあります。

梅昆布茶の効能の中でもよく言われるのがダイエット効果です。

昆布にはネバネバ成分「アルギン酸」や「フコイダン」といった水溶性食物繊維が含まれています。これらは糖質や脂質の吸収を抑え、コルステロールを貯まりにくくしてくれます。また脂肪の中でも脂質をため込む燃えにくい「白色脂肪組織」を燃焼させる働きもあります。

さらに梅昆布茶のカロリーは100g中に約4カロリーほどしかありません。このように梅昆布茶はダイエットに効果的なのです。

梅昆布茶には酸味成分であるクエン酸が含まれています。

身体が疲れると体内に乳酸がたまるのですが、クエン酸はその乳酸を分解してくれる働きがあります。乳酸が分解されることで新陳代謝が高まり、疲労回復を促進させてくれます。

新陳代謝が高まることで糖尿病、炎症、メタボリックシンドロームなどの予防にも効果があることも明らかにされています。

クエン酸には血液をサラサラにして血行を良くしてくれる働きもあります。

温かい梅昆布茶を飲めば身体もぽかぽかになってより血行も良くなることが期待できますし、血行が良くなれば冷え性の改善にもつながります。ちなみにクエン酸は昆布と梅の両方に含まれています。

昆布には甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素がたっぷりと含まれています。

甲状腺ホルモンは不足すると、肌がカサカサしやすくなります。逆に適度にヨウ素を摂取していれば肌の新陳代謝が活性化し、きれいな肌を保つことができます。また肌を美しく保つビタミンB2も昆布には含まれています。

他にも食物繊維がたっぷりなので胃腸の調子を整えて便秘解消に効果があったり、昆布に含まれるカリウムにより体内の余分な水分を排出できるのでむくみ解消にもなったりと、梅昆布茶はおいしいだけでなく身体に良いことがたくさんあるのです。

またお茶というものの茶葉が使われていないのでカフェインが含まれておりません。そのため、妊娠中の方や子どもでも安心して飲むことができます。

梅昆布茶で注意するべきなのは塩分の採りすぎです。

梅昆布茶にはコップ一杯（粉末約2g）のうち半分以上が塩分です。

1日の塩分摂取量は男性で1日当たり8g未満、女性で1日当たり7ｇ未満という目標量が厚生労働省により定められているので飲みすぎには注意しましょう。

他の食事などで塩分を摂取することも考えると1日1,2杯が適量だと言えるでしょう。

梅昆布茶は冬寒いときに身体を温めてるために飲むのも良いですが、夏場にもおすすめです。夏の暑い日が続くと熱中症になりやすくなります。汗をかいて身体の中の塩分量が減ってしまうためです。そこで塩分、糖分、アミノ酸、クエン酸が含まれた梅昆布茶が非常に効果的です。

できれば汗をかく前に飲みたいものの夏場だと暑くて飲む気になれないかもしれません。そんなときは一度お湯で溶かした梅昆布茶に氷を入れて冷やして飲んでもおいしくいただくことができます。

また就寝前に飲めば疲労回復効果も相まって翌日にはきっと元気に1日を過ごすことができるでしょう。前述したようにノンカフェインなので就寝前も安心して飲むことができます。

梅昆布茶の粉末を飲むだけでなく、塩の代わりに調味料としても活用してみましょう。例えばきゅうりや白菜の浅漬けを作る際にも塩昆布茶が使えます。塩分も十分にありますし、昆布と梅がおいしさを引き立ててくれます。

またパスタとあえるだけでもおいしい梅昆布パスタになります。梅昆布茶レシピはネット上にもたくさんあがっていますので、是非色々試してみてください。

ということで梅昆布茶について詳しく紹介してきました。梅昆布茶って聞いたことあるけどまだ飲んだことないという人、おいしいうえ身体にもとても良いので是非一度試してみてください。